医者と呪術者

医者と呪術者の職能が明確に分離していない地或では、ウィッチ・ドクターがあらゆる病の治療にあたります。


その治療法も、薬の調合から、外科治療、祈ホ詠蜆符など多用です。


診断方法も、問診・触診するほか、神がかりになって神託を受けたり、患者に取りついている悪霊と対話したりして行なうこともあります。


ウィッチ・ドクターの治療原理は、大きく二つに分けることができます。


一つは患者の低下した生命力を回復させることであり、もう一つは患者に取り葱いた悪霊などを祓うことです。


生命力の回復には薬草など力髄われるほか、魂を呼び戻す呪術や、生命力の強い生き物の精力を移植する呪術などが行なわれます。


魂が抜け出すのを防いだり、悪霊の侵入を防ぐために悪霊を患者の体から引き離すだけでは真の治療にはならず、いずれまた取りつかれて再発する恐れがあるからです。


そこでウィッチ・ドクターはその根源の理由を探り、その解消に務めるのです。


そして、占いにも興味があるのですが、電話の占いサービスが気になるんですよね。どんなものなのかしら。

開発と環境 1

地方紙の社説を書く論説委員といえば、その地域では最高の知識人の一人でしょう。


私は社説に「開発か環境か」ということばを見て、愕然とした記憶があります。


環境を保全したうえでなければ、持続した開発効果は成立しないという事実が、多数の失敗例のうえに、今では世界中で常識になっている時に、本土ではすでに破産した、こんな次元の低い高度成長時代の議論が、沖縄で大手を振ってまかり通っていることにおどろいたのでした。


しかし次第に、これが沖縄における開発工事の本質を表わしていることばであることが身にしみてきました。


ここでは、持続的な開発効果などというものはまったく期待されていないのです。


一回きりの金もうけのために、自然を切り売りすることを、ここでは開発と呼んでいるのです。


たった300億円の工事のために、唯一沖縄に残ったサンゴ礁の魚わく海を永久につぶすことが、新石垣空港の開発効果といわれるものです。

人に学ぶ その10

ものの見方も十人十色です。


外から見ると、「へえ、そんな考え方をするのか」と驚くようなことでも、内部ではそれが当たり前のこととして通用しているもの。


そんな狭い井戸の中だけで物事を考えていると、どんどん視野が狭くなる一方です。


当然、仲間から得られるアドバイスの内容も偏ったものになるでしょう。


それに、同じ会社、同じ業界の人間から言われることは、本人にもだいたい見当のつくことだったりするものです。


たとえば商品の企画を相談した場合でも、相手がどんな反応をするかは是にしても非に、しても、おおむね想像がつくのではないでしょうか。


想像がつかないことを言うのは、むしろその商品のことをあまり知らない人々です。

人に学ぶ その9

視野を広げることはとても大切です。


社内の友人と、社会問題や人生観について語り合うこともあるとは思います。


しかし、同じ職場で働いていると、どうしても物事の見方や考え方が似てくるもの。


歴史の長い短いに関係なく、会社というのはそれぞれ独特の社風や価値観を持っているからです。


各会社だけでなく、それぞれの「業界」についても同じことが言えるでしょう。


メーカーの人間にはメーカーの人間の、マスコミの人間にはマスコミの人間特有の世界観のようなものがあります。


本人は気づいていないかもしれませんが、その影響はなかなか避けられるものではありません。

人に学ぶ その8

社外の友人を作りましょう。


サラリーマンの中には、自分の勤めている会社内にしか友人のいない人もいます。


勤務中に職場の人間としか言葉を交わさないのはもちろん、仕事が終わってから連れだって飲みに行く相手も同僚ばかり。


休日も社内の人間としか遊ばない。


入ってくる情報といえば、社内の人事に関する噂話ばかりです。


これほど貧しい情報網はないでしょう。

人に学ぶ その7

「人脈」は「情報網」です。


先ほど、「仲間とは、ためになる情報を与え合える人」のことだと述べましたが、まさに仲間や友人というのは、「情報」そのものだと彼は思っています。


新聞や雑誌を読み漁ることを「情報収集」だと思い込んでいる人が少なくありませんが、これは「情報」ではなく「資料」を集めているだけのこと。


本当に価値のある生きた情報は、「人」を通して得る以外にありません。


そういう意味では、「人脈」とは「情報網」のことだとも言えるでしょう。


多くの人々とつきあっていれば、それだけ豊かな情報が手に入るのです。


ですから、情報を与えてくれる仲間はなるべくバラエティに富んでいたほうがいい。


似たような分野の人とばかりつきあっていると、入ってくる情報が偏ってしまい、「世間知らず」になりかねません。

人に学ぶ その6

注意されたらどう受け止めるべきか。


アドバイスを謙虚に受け止めることで、ますます人との結びつきは強くなり、前進するパワーも生まれるのです。


とくに組織のトップに立つと、周囲の人々が勝手に「イエスマン」に変身してしまい、ネガティブな情報が届きにくくなる傾向があります。


個人的な欠点を指摘してくれないのはもちろん、会社の業績などに関しても、耳に心地よい話ばかり報告して、問題点や顧客からのクレームなどは伝えようとしない。


これではトップとして責任ある正しい判断を下せません。


ネガティブな情報ほど価値があるのですから、それを遠慮なく報告してくれる人々を周囲に置くべきなのです。

人に学ぶ その5

どんな事でもそうですが、何でも最初から「自分には無理だ」と諦めてはいけません。


いまの自分にとって難しいことは、将来の課題として意識の片隅に置いておけばいい。


大事なのは、「いま自分に何ができるか」を考え、そこに全力を傾けることです。


いずれにしても、自分の限界や欠点から目を逸らしてはいけません。


人間としての成長は、それを直視するところから始まります。


しかし、それは口で言うほど簡単なことではありません。


「自分の悪いところは自分がいちばんよく知っている」という人もいますが、どうしても自分への採点は甘くなるものです。


だからこそ、自分の欠点を指摘してくれる仲間の存在が必要になる。


「おまえはこういうところがダメだから気をつけろ」と言われると、誰でもいい気持ちはしないものですが、これほどありがたいアドバイスはありません。

人に学ぶ その4

仕事の出来る人とは??


仕事のできる人間になるには、まず自分自身の能力をよく知っていなければなりません。


自分に「何ができるのか」を自覚するのはもちろん、逆に自分に「何ができないのか」ということまで見極められるのが、信頼に値する人物です。


できないことにまで無理やり手を出そうとするのは、チャレンジ精神とは言えません。


単に無茶なだけです。

人に学ぶ その3

どんな人とつきあうか。


もちろん、「批判のための批判」ばかりする人とつきあう必要はありません。


批判するにしても、同調するにしても、心から自分のためを思って言ってくれる相手こそ、長く仲間としてつきあっていけるのではないでしょうか。


つまり本当に必要な仲間とは、お互いに相手のためになる言葉(情報)を与え合える人々のことだと思います。


たとえ耳の痛い話でも、それが相手のためになると思えぼ、遠慮なく言える。


そうでなけれぼ、仲間とは呼べません。

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