映画レヴュー 4
「テルマ&ルイーズ」
二人が悪意ある犯罪者ではないと信じる彼は、なんとか穏便に事を解決しようと奔走するが、走り始めた女たちの強かな脚力は、出ロのない世界に留まる男の論理を軽マと飛び越えてゆく。
その先に待つのは、あの広大無辺な大地と空。
"永遠"に繋がる峻厳な岩山だ。
ラスト、「そのまま行く」と決めた女たちは、熱い口づけを交わす。
その瞬間に肉体のしがらみも断ち切れ、男たちは完全に彼女らを引き止める術を失う。
出口を抜けた二人の"刹那"が"永遠"に受け入れられた一瞬、決して綾小ではない人の魂の輝きが画面を席捲し、冒頭の切なさを鮮やかに払拭する。
笑わせ、泣かせ、自分を見つめ直すきっかけも与えてくれます。
これぞ映画の至宝。
必見。
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